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あおいシルクのワンピース

転院先の病院が決まったからか母元気いっぱい。あまり興奮しすぎると疲れが出るよと一同不安になるものの、そんな心配をよそに終始引っ越しについて荷物について移動についての段取りなどしゃべりまくる母。京都の病院に来ることになったけれど、私ひとりでこの母を看れるのだろうかとすこし心配になる。生命保険と高額医療保険についてはひと段落。実家にある家具について。70万もしたらしい椅子については弟がオークションに出品してくれたとか。100万の家具もリサイクルに出したらいいと言っていたけど、家にあるものどれもこれもそんな高価な代物だったとは知らなかった。それにしても今日になって突然、家具も家電製品も全部誰かにあげるかリサイクルに出したらいいと言い出した母だけど、もうこっち(田舎)に戻る気はないのだろうか。今年9月で大阪からこっち(田舎)に戻った幼なじみと会う。迎えに来てくれ、お山の上のログハウスのカフェに連れて行ってくれる。パンやケーキを焼いているらしいそのカフェは田舎にしては繁盛していた様子。パスタもコーヒーも美味しかったし、セットのケーキも予想外の大きさでたいへん満足した。雰囲気も食事も景色も最高でお気に入りとなった。ただ、酪農が盛んであるそのお山の上は建物から一歩外に出ると牛糞が香ってくるのが難。
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スパンコールを散りばめたような星空

マクロビオティックの初歩本を1冊読んだ。雑穀を主としたベジタリアン食なのだと思っていたけど、実際はそれだけではなくて、あらゆる食べ物を陰陽にわけそのバランスを考えて食べ合わせる、食べ物の調和をはかって調理摂取するのだとか。他にも、多糖類を取るだとか、野菜は皮もまるごといただくだとかいう細かい原則もあるようだけど、もともと素材には気をつけているし、野菜の皮は(面倒だから)ほとんど剥かないし、肉魚もほとんど食べなくなっているので、これを機に本腰いれてやってみようかと思う。だけど、その陰陽のバランスの取り方がよくわからない。やはり教室に通ったほうがいいのだろうか。でも、せっかく調理師免許も持っているのに、いまさら料理学校に行くのはなんだかもったいない気がしてならない。気分が乗ったついでに手持ちの栄養学・管理栄養学の本も勢いで流して読んでみたけど、アンダーラインが引いてあったり蛍光ペンでマークしてあったりページが折れていたりしてその当時勉強したらしい形跡はあるのに、全く記憶にないのには我ながら呆れてしまう。弟が毎日きちんとお風呂をわかしてくれているので、実家へ戻ってからは毎晩湯船につかって2時間くらい読書している。と言っても、単に読み始めた京極夏彦が止まらないだけ。みんながハマる理由に納得。引き込まれすぎで、好きになりすぎで、妄想しすぎで、すっかり痛い子になりつつある今日この頃。暑い暑いうわ言のように言い、のぼせながらも読んでいるので、弟も若干呆れ(引き)気味である。
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アメリカの属国

母のふくらはぎを両手でマッサージしてやる。ふやけたマシュマロみたいな弱弱しい弾力。片手ですっぽり握れるまでに細くなった真っ白な両足に視線を落とすと毛細血管が浮いて見え、こころがぎゅっとなる。両手に伝わる母のぬくもり。いつか、いつの日か、このあたたかさすらも感じることができなくなってしまうのだろうか。それは決して遠くない未来。なんて儚いのだろう。下を向いてマッサージしていると目頭が熱くなって涙がこぼれ落ちそうになってしまう。なにかしゃべらないとと意識をむりやりグイと今に向けて、くだらない、どうでもいい話をする。気持ちの置き場がばらばらで、また混乱してしまいそうになる。風が強くて、びょおびょお風音がうねるように響いていた。1月5日、転院が決定した。飛行機プレミアムクラスを予約して座席指定も支払いもネットで済ませた。そう電話で伝えると母はとても喜んでいた。できることをひとつずつこうやって積み重ねていったらいいのだ。でもいちばんの問題は空港から京都病院までの移動である。朝の街が忙しく動き出そうとする時間帯しかも正月連休明け初日に2時間で伊丹から京都まで移動しなければいけない。運転の自信がないのだけれどだいじょうぶなのだろうかと不安に思う。
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嗚呼、天使なのだとおもった

早朝、宮崎市に到着した。弟が迎えにきてくれそのまま母の元へ向かった。ひとつき振りなのに母は更に痩せ、呼吸が苦しそう。横になる時間が増えてきているらしい。副作用でこんなに体力が落ちたのに、効果がなかったなんて。抗がん剤って難しい。すこしだけ主治医を恨めしく思ってしまった。今の母の家は賃貸なので引き払うことにしているとか。荷物の移動とか結構たいへんになりそう。いろいろな細かい話を祖父母と弟と夕食を食べながら話しをする。転院する病院も探さなければいけない。これがいちばん大事なのだけど、ネットやクチコミだけではよくわからない。夜中まで調べていたけど、前日寝ていないこともあって、眠気で頭が働かない。限界だったので弟に任せて布団にもぐる。目を閉じて、なにをどうしていったらいいのか順序立てる。すると今度は気持ちが冴えてきて、眠れなくなってくる。この箪笥は祖父母の家に運んで、ピアノを寄付して、あの椅子を・・・などと考えていると、母が暮らしていたこの部屋も来月の今頃にはなくなってしまう。そのことに意識が向いてしまって、切なくなる。子供たちが巣立っていったあと、母はひとりでこの部屋で暮らしてきた。なんだか、そんな母の生きてきた場所の一部を切り取ってしまうことにとても苦しさを感じてしまう。いいのだろうか、これでいいのだろうか、そんな疑問までわいてきてなんだか混乱してしまう。そんなとき、Rから電話がきた。昼間用事があって電話してたから折り返してくれたのだ。彼に母の状況、これからやっていかなければいけないことや感じたこと。切なさでいっぱいで、考えがまとまらなくなってしまってひとり切羽詰ってしまったことをひとりごとのようにつぶやいた。引っ越しで荷物があるなら俺が運んでやる。4tまでなら運転できるし、有給休暇とれば仕事も休めるから。だから、自分は無力だとかどうしたらいいかわからないとか言うな。わからないならわかるようにできることはちゃんとサポートするから、ダメだと思って自分を追い詰めないようにしなさい。と強い口調で言われた。へんな心境なのだけど、なんだかその説教が心地よかった。安心できる。他人事のように振舞う親族もいるというのに、まったくの他人がきちんと話を聞いてくれて、ちゃんと受け止めて一緒にどうしたらいいのかを思案して行動してくれる。嗚呼、そういう人がいる現実をもっと大切にしなければ。母のためにも。ちゃんとしなければ。
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どくだみの花の化粧水

GUCCIのシステム手帳カバーに飽きてからというもの、毎年DIARYを買い換えるようにしている。ここ数年はQUO VADISのBUSINESS(カラーはもちろんRED)に落ち着いていたのだけど、もっと小さくてクラッチバッグにも入るサイズがいいなと思いはじめた。それで今年はめずらしくLOFTとか路面店の雑貨屋とか百貨店や大型書店の専門コーナーとか思いつく限りの場所を時間をかけてパトロールしたのだけどなかなか気に入るものが見つからない。キャラクターのものは好きではないし、必要最小限の機能があればいいのに、別冊のアドレス帳とか英会話一覧とかNTTの電話番号表だとか過剰な付属が付いていたりしてとにかく気に入らない。今年は手帳ナシか、カレンダー持ち歩くかなと諦めていた。でもだけど、待てば出会えるもの。それはLettsのポケットダイアリー。薄くてちいさくて、紙の質感とかフォントの色とか見開き1週間であるとかお気に入りポイントはたくさんあるのだけど、いちばんの決め手は、カラー。大好きなゴールド。落ち着いた品のあるゴールド。表紙のLettsの文字も最高に気に入り、ヒトメボレで手に取りそのままレジに並んだのだけど、帰宅してよく見たら、英国製のものらしく、日本の休日などはチェックしなければならないことが発覚。最後にちょっと面倒なことになってしまって微妙な気持ち。だけど、新しいダイアリーはやっぱり気持ちがいい。メモ魔なのでつい書くことが増えてしまいがちなのだけど、細かいことは控えてシンプルに使いたいと思う。
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幾何学模様のワンピース

家をでなければバスに間に合わないのだか、これにハマって出られない。なつかしすぎて泣けてくる。昔H.P.Franceで買った羽の縁取りのフェルトハットを深く被って隠したらいいか。
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ぼくは紅茶と哲学が好きだ

ひとあし早く仕事納め。今日の夜行バスで帰省するのだが、改めて思った。どうしてバスなのだろう。自分でチケットをとったのだけど、なぜなのか理由がわからない。まあ、いい。のんびり帰ることにする。予定どおり、会社帰りに本屋へ寄って、京極夏彦の鉄鼠の檻を買った。おもしろすぎて睡眠不足になると丸が教えてくれたのが興味を持ったきっかけだけど、UKロック爬虫類とホラー好きのある方のブログを久しぶりに覗いたらその方もしばらくの間、京極中毒になっていたと記事にされていた。そんなにか。そんなになのか。すごく厚いので重いのだけど、なんだか楽しみ。早く読みたいけど、こんな時間から読み始めたら朝起きられないので、実家に帰って落ち着いてから読むことにしよう。先日深夜、電気を消して布団に入ったら、とても不安な気持ちになってしまいRに電話した。どうしたん?って聞かれたものの、特になにもないのでそう答えると、こんな時間に電話してきて、なにもないわけないやろ。と彼。なんとなく不安になって、と言って、母の容態のこと、彼の仕事のこと、などを少しの時間だったけど話をした。でもやっぱり、どうして元嫁と一緒に住んでいたことを隠していたのとは聞けなかった。知りたいけれど、知りたくないこと。
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いくつもの夕暮れ

YouTubeで久しぶりに椎名林檎を聞いたら、なんとも切ない気持ちになってしまった。地に足のつかないふわふわとした感覚を思い出し、こころがあの頃にタイムスリップしてしまって、はらはらと涙がこぼれた。どうしてあんなことをしてしまったのだろうと責めていたけれど、最近読んだ本に、ただ満たしたいだけだというくだりが書いてあって、なんだそんなことだったのかと納得した。じゅうぶん傷つけた。もう許そう。死んでしまった人もやってしまった事も傷つけた言葉もすべてはもう過去のできごとで、無かったことにはならないのだ。今朝寝坊してしまって、1時間遅れて出社した。上司も営業も出張らしく、いちにち私ひとり。電話もないので、仕事を邪魔されることなくマイペースにできる。帰りに京極夏彦を買って帰ろう。
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夢がない子供

昼間でたっぷり寝る予定が、生理なこともあって朝も早いうちに目覚める。妹はまだ寝ているので、ベッドから抜けだして本を読む。叶恭子知のジュエリー12ヵ月。彼女の価値観や人生哲学がテーマ別に綴ってある本で、思春期の少女たちのいくつかの質問に答えたりもしてあるのだけど、この叶恭子という人の懐の深さというか男気さ加減というか、彼女の揺るぎない視点に惚れ惚れしてしまった。白黒はっきりさせず、曖昧にしておいた方が生きやすいことが多いのも事実だから、思わず目をつむって耳をふさいで通り過ぎようとしてしまうけれど、こうやって実直であるというのは自分を大切にしていることにもつながるのだなとあらためて思わされた。朝からひとり反省会。妹が9時ごろ起きてきて、夢屋で買ってきたパンとバナナで朝ごはん。コーヒーが美味しくて、何杯もいただく。日曜日はテレビもおもしろくないので妹とふたりで読書したり居眠りしたり。お昼に大量のかぼちゃサラダを作って食べ、また本読んで居眠りしたりのくりかえし。夕方、妹がバイトに行くのと一緒に連れ立って、京都へ戻る。河原町から地上に出ると、どしゃ降りの雨。信号待ちしていたら、隣にいた人が傘に入りますかと声をかけてくれたので、傘に入れていただいて横断歩道を渡る。お礼を言ってアーケードを歩いてバス停に向かう。バスを降りると雨は止んでいたので、スーパーでハーゲンダッツを買って家に帰った。アパートの前まで来たら、また激しく雨が降り始めた。体は濡れずにすんだけど、洗濯してベランダに干していたシーツが雨にうたれていた。
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モーツァルトに誓って

週末、洗濯と掃除を済ませて大阪へ向かう。妹と福島で待ち合わせして、カフェでブランチ。ばかみたいに40分も並んだのに、店の奥に通されたらカウンター席が空いているではないか。先にいるお客のコートやらを退けてもらったら、もう1組座れるのに。どうしてそこに座らせないのだろう。キッシュとベーグルのセットを頼んだ後、しゃべり足りなくてデザートもセットでいただいた。カフェにしてはじゅうぶんな量とお味だ。店を出て、妹の家に行った。妹をバイトに送り出して、ひとり読書する。よしもとばななのチエちゃんと私。読みすすめるうちに年齢が40前後の中年女性という設定に衝撃を受ける。しかし、テンポが悪い。なかなかすすまない。気分が乗ってこないので別の本を読むことにする。絲山 秋子の海の仙人。純粋な恋愛小説。恋愛というより愛の小説かもしれない。求めない。与える。そんな静かな物語。今の自分の立ち位置であるとか行動すべき時であるとか、登場人物がきちんとそれぞれ見極めて、ちゃんと存在しているから安心して読めた。自分の部屋でない場所で、ひとりの夜は妙にきもちがいいものだ。妹が帰宅するまで、テレビもつけず、音のない中で読書に没頭した。
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